asura にご関心をお持ちいただきありがとうございます。合同会社 asura 代表の松浦と申します。
昨今、GDPR や CCPA に代表される外国の法令の厳格化は言うに及ばず日本の個人情報保護法も複雑化を極めているなかで、企業が個人情報やプライバシーの保護のために必要なことは増え続けています。
わたしは、個人情報保護法が最初に改正され、マイナンバー制度が導入されたころに携わって以来、一貫してプライバシー・データ保護の領域で仕事をし、何が問題を複雑にしているのか、現実的にどのように難しいか、将来像がどこにあるのかに日々頭を悩ませながらもなんとか解を見出してきたつもりです。
様々な企業のなかで、また、お客様企業を支えるという形で、例えばデータ保護オフィサーやプライバシーデザイナーという役割を頂戴しながら、AIが台頭しGDPRといった日本以外の法令遵守も求められる市場環境のなかで事業推進との両立を旨とし、プライバシーを守りデータを保護してまいりました。
このことは、企業様とそのお客様がどのような関係を築き、維持していきたいのかを、対話により明確化していくプロセスに似たものがあると感じています。
いわゆる個人情報保護法制やデータ保護法制とよばれる領域の規制が厳しくなっていく現実があるとしても、データを利用しないビジネスはありえません。人とかかわるところにデータがある以上、必然です。
そうであるならば、パーソナルデータを適切に保護することは、お客様がその顧客を大切にすることの一側面であり、特別なものでない日常であるはずです。
概念をいたずらに複雑化し、特別のルールを定め、なんの目的でしているかわからないオペレーションを組むことは本意ではなく、持続可能とは言えません。
難しいと言われるプライバシーやパーソナルデータの保護をときほぐし、人の人たる様々な位相をそのままに尊重しながら、御社のビジネスを推進することができればと思い、当社を立ち上げました。
顧客と信頼ある持続的な関係を築くことを目指される志ある企業様のお手伝いができればこれに優る喜びはございません。ぜひご連絡を頂戴できればと存じます。
合同会社 asura
代表社員 松浦 隼生
大学卒業後、大手IT企業にて種々のインターネットサービスに関する法律問題の解決に従事した後、個人情報保護法の改正やマイナンバー法の導入に伴う社内体制の整備をするために中心的な役割を果たした。
プライバシー・データ保護部門の設立とともに、日本の企業グループにおいては初となるBCRの承認 (EUの個人情報保護機関からグループ間のデータ移転に関する包括的な承認をする枠組み)を得て、各グループ企業内において導入が進むよう体制の構築を行い、その他、プライバシーポリシーの改定(顧客向けおよび従業員向け等)やGDPR対応に関しても推進し、国内担当DPOとして国内グループの各国法制の遵守につき統括した。
以後、複数のIT企業(スタートアップや大手を含む)において、プライバシープログラムの確立や維持に取り組み、2021年12月より合同会社 asura にて事業開始。
また、同時期、デジタル庁にても民間専門人材 (非常勤職員) プライバシーデザイナーとして公務に従事する。